風のささやき

001.森を歩き始めた日

最初の一歩

朝の鳥が鳴くときに、夢のあの感覚が背中を押してくる

石のような重い世界の中で生きていたのに 突然それが透明になる

こんな風な世界がいい、こんな命を燃やしたい……

たった一人のたわごとが、形になるまでに衝動がおしすすめる

決意と一緒に手の中にあるのは ほんのひとかけらの涙だけ

ゆけ、ゆけ 進むほかない

そして、ここで出会えたことは 私とあなたの運命のひとつ

どうか どうか この感覚をわすれないで

白石 静夜

-風のささやき