あの子が来ると ぱあんと周りが明るくなる
花火のようにキラキラ光りながら
あっちへチカチカ
こっちへぴかぴか
静かになったと思ったら
ばーんと大玉
真っ黒な何にもない夜空が
きらびやにはなやぐ
「いつもごめんね」なんていうけど
私はあなたの花火が大好きなの
ほら、また
あなたが歩くだけで
こんなにも人が見入ってしまう
素敵な笑顔も
興味のあるふりも
真剣な眉間も
笑顔の裏の寂しさも
全部全部 あなたの花火
あなたが去ったあとの夜空の暗さ
そこに残るあなたの残り香と灰色の煙
寂しくなんかないよ
まだ目の奥にキラキラした光が残ってるから